JRが昼間にお得に使える回数券をやめてずいぶん時間が経ちました。
https://uky.sakura.ne.jp/straightforward/2018/10/%e3%81%95%e3%82%88%e3%81%aa%e3%82%89%e3%80%81%e6%98%bc%e9%96%93%e7%89%b9%e5%89%b2%e3%81%8d%e3%81%a3%e3%81%b7/
京都大阪の往来に重宝していましたので、廃止されたことはかなり残念でした。
先日、久しぶりに京阪を利用しようと思い駅前ビルの意金券ショップで回数券を購入しようとしたら、なにやら在庫限りみたいな案内がありました。ずいぶん前に案内されていたようですが回数券の販売は昨年末で終了し、3月末までの有効期限をもって利用が終わるらしいです。
(京阪のホームページから引用)
ずいぶん前に発表されていたようです。。。驚いたのは時差タイプや土日用のお得な回数券のみならず普通回数券そのものまで廃止してしまうということ・・・
JRは普通回数券はまだ残っていますし、阪急は金券ショップ対策でカードタイプの回数券だけですが、時差タイプや土日用も残っています。
磁気を使用した切符類はICカードタイプより改札機のメンテナンスが煩雑でコストも嵩むという事情があるし、コロナ禍でコスト削減に血眼になっているんでしょうね・・・
事情はよく分かるけれど、それって鉄道会社の都合だけですよね?
関東と違って関西は回数券が幅を利かせているからIC化が遅れ気味で、IC化の促進を図るために回数券を廃止するというのはいささか乱暴に映ってしまいます。
JRが昼特をやめた際に、昼特に変わるものとしてお昼間や土日にICカードで同一区間を複数回利用することでポイント還元のサービスを始めています。
(JR西日本のホームページより引用)
京都から大阪までの普通運賃が570円、5回目以降は半額のポイントが還元されるということになっており、京阪もそのようなシステムを導入するようですが、この案内がこんな感じで出ていました。
正直、全然お話になりませんよね・・・
JR西日本のシステムも使えないなと思っていましたが、それがまだましに見えるくらいダメ・・・
回数券は3か月有効なのに、この種のポイントサービスは1か月と回数券の条件とは似て非なるもの。コロナを受けてテレワークが進み定期券じゃなくてもいいよね!となった場合には使い勝手もいいのかもしれませんが、週末にちょっとお出かけという場合、鉄道各社が提案する条件なんて満たせませんし、絵に描いた餅のよう・・・
ポストペイで使い勝手の悪いPiTaPaですが、Osaka Metroが実施しているような割引の方がシンプルで分かりやすい!
(PiTaPaのホームページより引用)
これなら1か月で回数の利用が僅かでも恩恵を受けることが出来ますし、頻度の少ない利用者の利便性も考えたいい方法だと思います。
もっとも関西圏でもPiTaPaはICOCAに劣後する状況ではありますが・・・
京阪の決断がこれからどう影響するのか分かりませんが、最後の牙城となった阪急には波及しないことを祈るばかりです・・・
そうそう、お膝元の京都市交通局もこのコロナ禍を受けてかなり厳しい状況。
いろいろ見直しがあるようですが・・・論外ですね・・・
(京都市交通局のホームページより引用)
杜撰な計画で無駄な費用を使い、観光客に振り回され割を食う京都市民・・・
お客さんはますます離れていくんじゃないでしょうか?
自分の都合100%ではダメなんじゃないかな?