まあ、なんと立派な器だこと・・・その器に見合うお仕事、してますか?

このブログをご覧の方は、僕が京都市に対してよくない感情を抱いていることはよくご存じかと思います。
都市の規模は違うから一概に比較はできないけれど、かつて暮らした大阪府吹田市には、実体験からいい印象が先行しますし、最近で言えば兵庫県明石市も報道を見ているといい町なんだろうなと想像します。吹田は35万人強、明石は30万人に比べて京都は145万人
ざっと4~5倍程度の違い。
前2市は中核市、京都市は政令指定都市という違いもあります。
歴史的な成り立ちも違うし地域性もあるしというのは分かった前提でお話しますが、首長はもちろんの事、そこに働く職員の意識もずいぶん違うんだろうなと最近考えるようになってきました。
吹田は以前から財政状況が恵まれていますし、明石市もそんな悪い風には見えません
ところが京都市はというと・・・少し前にセンセーショナルに取り上げられましたが
火の車です。しかも将来の借金返済のための基金を取り崩すという禁じ手を使って、いい方を悪く言うと、問題が隠し切れないようになるまで粉飾していたという悪質さ(*_*)
第二の夕張かなんて話が出ています。
今の市長は4期目。お着物着てイベントにはフットワークが軽いけれど、このコロナ禍ではそのフットワークの軽さはどこに行った?というくらい存在感が薄いですし、少し前に発生した大阪北部で震度6を記録した地震では、非常時と言っていい状況なのに呑気にフランスとの交流式典に渡仏する無責任さ。
学生が多いとか寺社が多いという特殊事情で財政面での脆弱性をいい訳にしているけれど、そういう構造は昔から変わらないわけですし、今に始まったことじゃありません。
この報道が出されてから、いろんな面で市民生活に市民生活に不便を強いるような事例が散見される一方で市役所の庁舎の改修が完了しました。
市民には我慢を強いるのですが、この改修工事は工期が伸びてずいぶん費用がかさんでいるようです。
裏側には、高級ホテルですか?っていう別棟が少し前に完成してます。

京都市内は道路が凸凹で舗装工事が行き届いていない場所が多いのですが、本庁舎とこの庁舎をつなぐ道路は、この後綺麗に舗装され凸凹のない素晴らしさ!

京都駅にもありますが、1基1億円するとか聞きましたが、誰も使ってない使い勝手の悪い地下式の駐輪場が無駄遣いの象徴として市役所前にも2基設置されています。
この裏には本庁に増築する形で建物が出来てます。

イメージパースでは、1階には何かテナントが入るような書きぶりになっており、完成した建物にも扉がたくさんついているのですが、現実を見ると・・・

分かりますか?

扉としての機能は初めから殺してしまって使っていません。
更に、目の前の地下街から市役所へ上がるのに

分不相応なまでの立派なエスカレーターやエレベーターが東西それぞれに設置されています。その他の出口は上がる場所は同じなんだけれど、地下からは複数経路ある贅沢なつくりの階段が設置され、エレベーターは数えるほど(^-^;
厚遇に過ぎるよなあと思っていたら、どうやらそれだけでは足りなかったようで、最近地下街から市役所庁舎へダイレクトに行くことの出来るとっても立派な地下道が出来ていました!

それでいて、破綻しそうだから市民へのサービスはバンバン削ります!
冗談が過ぎますよね・・・
そういや芸大も京都駅近くに移るらしいけれど、数百億円の事業だとか・・・
市民の足のバスや地下鉄の割引券はことごとく廃止されます。
コロナでまったく動かない国はどうしようもないなともうけれど、京都市の財政危機と言いながら矛盾した市民のためにではなく、市役所で働く人たちへの厚遇を見ていると、空いた口がふさがらないというのが実感です。
町としての魅力はあるのだろうけれど、そこを司る行政がもうテレビ番組的には、映す価値無し・・・3流以下でしかないところが京都の不幸だとつくづく感じます。
観光客に媚びて、市民を足蹴にして・・・イケズですね。この街は・・・
という訳で、今年も限度額いっぱいまでふるさと納税をしたいと思います(#^.^#)

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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