なって初めて分かるもの・・・知っておいた方がいいこと

※これは私が一連の流れで経験したことです。症状や保健所によって対応は様々だと思いますので、参考程度にご覧いただければ幸いです※
今までの経緯については、を参照ください!

仕事上の関連で、PCR陽性の反応がという連絡を受けて、濃厚接触者には該当しないけれど、今後のこともあるので念のためにと思ってPCR検査を受け、まさかまさかの陽性判定。その後の一連の経緯は上記のリンクの通り。
なんだかんだの2週間で、色々感じたこと、当事者になって初めて分かることなんかを時系列でまとめておきたいと思います。あくまでも個人的な話なので、まったく当てはまるかどうかは分かりませんので参考程度に読んでいただければ幸いです。

1・自費でPCR検査を受ける場合は居住している場所で受けた方がいい。

保健所判断でPCR検査を受ける場合は問題はないのでしょうが、念のために自費で受ける場合、万が一陽性の判定が出ることを考えて同一都道府県で受けるほうがいいのだということを痛感しました。というのも、県を跨ぐと確実に通知が遅れるので、不安な時間を無駄に過ごすことになってしまいます。私の時とは比較にならないくらいに逼迫した現在の状況では更にだと思います。私の場合はそれだけじゃなかったのですが・・・

2・自分で動いてみる
陽性判定を受け不安な気持ちのまま、じっと連絡があるまで待っているというような悠長なことは僕には出来ませんでした。 管轄の保健所は当たり前ですが陽性判定の通知が来ない限り動きません。1で書いた通り 自費で県を跨いで陽性判定だと宙ぶらりんの状況が長く続きます。 保健所の皆さんの労働環境が劣悪でとても大変な状況にあることは百も承知ですが、所詮は他人事だし、同じような方がたくさんいらっしゃいますと言われました。たらい回しにもされましたが、声を上げておいたからこそと思い当たる節はあるのでここは大事なところかなと思います。(あくまでも冷静にですが・・・)

3・宿泊療養に当たって
入所してからしおりのようなものをいただけましたが、電話での説明があるのみ。
実際に経験してみての実感です
・下着類は2セット+予備の3セット欲しい
・部屋着は2セットでいいかな?ほとんど自室で過ごすし、お弁当を取りに行くときと
 お水や備品類を取るときだけしか部屋の外に出ないから
・タオル類はセットされたものしか提供がないので、もう1セットは欲しい
・3食お弁当が出ますが、提供されるのはお弁当とお茶、お水類のみ
 お味噌汁があると嬉しいし、お弁当の量は少なめなのでカップ麺も欲しい
 口さみしいこともあるからコーヒーやミルク、お菓子や飴も持ち込むと重宝しました
・スマホやタブレット必須。僕はスマートスピーカーも持ち込みましたが、滞在中
 ずいぶんお世話になりました!

4・職場復帰
幸いにもPCRの陽性判定だけで、無症状(花粉症に起因する息苦しさはありましたが)で過ごすことが出来ましたが、急に重篤化するという報道も見ているので大丈夫かなという気持ちは常に持っていました。退所当日、翌日と自宅でゆっくりしてその次の日から出勤しました。職場にもいろいろとご迷惑をおかけしましたが、どういう経緯で陽性判定を受けたのか皆目見当がつかない状況なので、ご迷惑をおかけした事実は事実として受け止めるけれど、必要以上に自分を責めないようにしないことが大切だと思いました。

5・家族にかける負担が大きすぎる
ここが一番影響が大きいと思うところですが、本人はPCRの陽性判定が出された日を発症日として、それから10日間症状がなければ問診だけでおしまいというシステムになっています。(最初は2度のPCRで陰性が出ないとッてやってたように思いますが、昨年の6月に運用が変わったようです)。ですが同居する家族は原則濃厚接触者に該当することになります。濃厚接触者は陽性判定の本人との最終接触日の翌日から14日間健康観察を強いられることになるということ。

京都市の保健所の資料から引用していますが、濃厚接触者の14日の自宅待機は強制ではありませんとありますが、事実を隠して職場や学校に出て万が一感染源になってしまうことを考えると、強制ではないと書いてありますが、一般的な感覚でこの要請を拒絶したり自粛しないというのはあり得ないと思います。
本人はPCR陽性日を発症日として10日間で症状がなければ自由の身となるのに、濃厚接触者は14日間という不条理。しかも単純に4日間長いというのではなく、陽性患者との最終接触日から14日間ということですので、患者本人が隔離されないとその分だけ期間が延びることになるのです。僕の家族は、結局僕が退所した後も1週間自宅待機を余儀なくされました。結局今回の騒動が起こってから3週間弱も不自由な生活を強いられました。
更にPCR検査も保健所から本人への陽性通知があった5日後に実施されるということで、万が一そこで家族の一人にでも陽性反応が出た場合、そこからその人間との最終接触日から更に2週間自宅待機期間が延長されるという恐ろしさ・・・結果的に陰性で胸をなでおろしたのですが・・・(京都のPCR陽性判定が少ないのは、こういう言い方は好きじゃないですが、時間を経過させて陰性になる頃を狙って検査を実施させているのじゃないかとさえ思えてきます・・・)
仕事には行けない、学校にも行けない。社会生活が遅れない上に、強制ではなく自粛なので経済的な補償もない。子供はこの理不尽さに終盤は荒れました
僕自身もおかしいと思っていることに対して、なだめるのに苦慮しました。
感染拡大防止に協力しているという点では飲食店などと同じなのに、片や経済的援助がああり、片や何もなしこの事実は当事者にならないとわからないと思います!
いろいろ調べて、このダメージをなるべく軽くしたいと方々に連絡して動きましたし、出来うる最善は尽くせてもこれだけの影響を被りました。

PCRの陽性判定を受けただけで、その真偽は一切斟酌されずその事実だけでベルトコンベアにでも乗せられたかのように物事が進んでいくこと。
最初のPCR検査結果だけでその後は何ら科学的な根拠もないまま自由の身となること。
濃厚接触者は健康観察として本人以上の期間外出自粛を要請され、社会的影響が甚大であるのに、なんら保護されることもなく・・・
結果的に無症状のまま過ごせたからよかったよね、とするにはあまりにもダメージが大きすぎます。
なぜ陽性だったのか、未だに皆目見当がつきません・・・
ということは、ホント誰にでも起こりうる話だと思います。
第4波到来で自粛も我慢も限界にある状況です。
外に出るとマスクをしてない人もチラホラ見かけますが、自分自身はともかくとして、濃厚接触と判定された人に及ぶ大変さを考えると・・・
マスクはしておいた方がいいと思います。


いい加減、早く収束して欲しい・・・




Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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  1. ピンバック: 近いとそのありがたみに気付かない・・・近場の極上を楽しもう! | Contrail

  2. ピンバック: 特に家族持ちならこれが事実であれば、にわかに信じがたいお話なのですが・・・ | Contrail

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