あの頃の阪急電車

先日阪急に乗ると、あれ?なんだか電車の雰囲気が違うな?と思うものがやってきました。

この車両が搭乗して、幼いころから親しんでいた阪急電車がマイナーチェンジではなくモデルチェンジくらい変化したなと思わされました。
今でこそ当たり前になっていますが、当時は屋根の部分がアイボリー色に塗装されているのって特急車両しかありませんでしたしね!
この車両ももはやこの京とれいんと嵐山線に残るのみ・・・

リンクhttp://www.hankyu.co.jp/railfan/topics/190422_8000_30th_2nd.htm
に詳細が出ています。
流石にヘッドライトはLEDに換装されており、安全にかかわるものだから流石にそこまでは元の白熱球には戻せていませんが、両サイドのガラス下の白い反射板としての機能を兼ね備えていた飾り帯(尤も復刻版はテープですが・・・)の有るなしで全然雰囲気が違います。そして、旧社章も同じくテープながら復活!

京都、大阪、神戸の市章を組み合わせたものですが、失礼ながら今のワカメの出来損ないのような社章より格調が高くデザイン的にも優れているように思います
Hankyu.png
最後に、このマーク

阪急のHをデザイン化したマークだそうですが、この車両の一つ前からこのマークが掲げられており、新しい車両だということをアピールしていたなあ~と懐かしい気持ちになりました。
先ほどの社章が新しくなると同時に撤去されて残念な思いをしたことを思い出しました。
阪急バスではちょっとアレンジされていますが、同じデザインのマークが今も使われています。
https://www.hankyubus.co.jp/
京都線の車両は、神戸・宝塚線とはちょっと仕様が違いますが、神戸・宝塚線仕様の車両が昭和63年に登場し、平成に入ってから増備されました。ヘッドマークにある通り、登場からもう30年も経過したんだな~と考えると、阪急ではまだ新しい車両だと思っていたのに、人生に例えると中年の後半に差し掛かっているような状況なんですね・・・
この車両が登場したころは、世の中はまだバブルの真っ最中。
これからの社会はまだまだバラ色!というご時世だったけれど、それから30年を経て大きく変わった(しかも良くない方向に・・・)世の中。車外の景色と車内に乗り込む人の雰囲気をこの車両はどのように感じ取っているのか興味深いところです。
阪急電車そのもののダイヤも急行みたいな特急が当たり前になって、個人的には好ましい変化ではないという気持ちがつよいですが・・・
これまた少なくなっていた阪急電車オリジナルの日よけである鎧戸

を上げて景色を遮断したくなる気持ちだったんじゃないか?なんて思ったり(^-^;

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
カテゴリー: 乗り物, 思うこと, 日記, 電車 タグ: , , , , , , , , , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です