違う側面からのお話

いろんな人のお話を聞きに行っていることを先日ここにしたためました。
その後もマクドナルドの社長さんのお話や

よく国際会議なんかで目にする同時通訳のレシーバーを初めて使わせてもらいました(*^^*)
業績が低迷してからどのように回復してきたのかという興味深い話をお伺いしました。
それ以上に印象に残ったのは、チャンスというや境遇、置かれた場所に関してリアリストだなということ。冷徹に見えるけれど、事実ですよね・・・
そして1月に続いて再び井上章一さんの講演会に!

前回の大阪の際は、万博に関連するテーマでしたが、この日は京都と近代というテーマで!

イタリアをはじめとしたヨーロッパの国々と比較して日本、そして京都の景観に関するお話でしたが、イタリアはなぜ第二次世界大戦でアッサリと降伏に至ったのか?
日本は劣勢でありながらもどうして徹底抗戦してダメージを大きくさせたのか?
景観に関する考え方の違いにそのカギがあることをお話されて、なるほどと大きく頷くお話でした。
ヨーロッパに比べて日本は驚くべき程建築に関して自由だという話や、石造りの文化と木を使う文化の違いということで片付けられている問題が果たしてそうなのか?等々・・・
楽しい時間でした。

京都府立図書館、久しぶりにお伺いしましたが、ここで本を読んで過ごすという時間の過ごし方、いいな~という気持ちにさせてもらいました。また立ち寄ろう!
景観という概念、ある人にはOKでも別の人にはNGという相対的なものだし、ヨーロッパの古い街並みを保全することの大変さから比べて、京都が取り組んでいる景観規制なんて中途半端の極みだということがよくわかって痛快でした(*^^*)
つい最近も二条城の玉砂利が歩きにくいからという観光客の指摘を受けて舗装しようという議論があるようです。観光客ファースト!
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20190206-OYO1T50028/
要するに京都市が定義する景観というものは、観光客がイメージする京都なんだと感じた次第。観光客が四条や河原町の繁華街が寂しいからといえば、ネオンや電飾の看板が即座に復活する可能性も無きにしも非ずなんでしょうね~(^-^;
観光客に媚びへつらう街!そう宣言すりゃいいのにね(^-^;
あほくさ・・・
そんなことを思いながら、この三連休、もう一度井上さんの講演を聞く機会に恵まれていたのに、うっかりすっかり失念し凹んでおります・・・嗚呼

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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