昭和的なるもの

昨年末はもううんざりするくらい平成最後のがあちこちで連呼されていましたが、まさしくラストイヤーの今年に入ってから、あれ?っと思うように「平成最後の」というフレーズは聞かれなくなりましたね(^-^;
実にテキトーなものです(+_+)
そうしてもうあと三か月と半月で平成も終わるわけですが、昭和に生まれたものとしては昭和がより遠くなってしまうんだなあ~と少ししんみりとした気持ちになります(*_*;
昨年暮れにちょくちょくお邪魔している商工会議所が四条烏丸に移転されるので、現会館の閉館イベントなるものにお伺いしました。

近くにあった郵便局もそうでしたが、この書体、なんていうフォントなんだろう?
昭和の薫りがプンプン漂ってくる素敵な書体です!
前の記事にも挙げた講演会がメインのイベントでしたが

このほかにも普段は入ることのないお部屋にも入ることが出来たりしました(*^^*)

濃密な昭和テイスト(#^.^#)
会頭の椅子にも座らせてもらいました!

この景色がどう映るのかは人それぞれ違うのでしょうが、昭和30年~40年代って戦後復興があって、そのあとの高度経済成長は今の戦後最長の景気は誰が実感できているのかわからないような数字上のマジックではなく、国も国民もそのどちらもが成長の実感を伴っていた雰囲気が、当時の建物なり空間なりに込められているように感じて得も言われる高揚感を覚えるんですよね!

今までかなりの数お邪魔していますが、一階に十二支を表す大理石の素敵な床になっていいたことを初めて知りました!

そりゃ建物だけ見たら、今の建築のほうがずっと素晴らしいと思いますが、無機質というか時代の魂がこもっていないように思えるのです。
回顧主義と言われたらそうなのかもしれませんが、これから二度と訪れることのない古き良き時代だったんだと思います。
そんな建物がまた一つ消えていくのは残念です。この場所での建て替えは自分たちの都合よくルールを曲げる行政のお陰で建てられなかったようですし、このままいけば、おそらくこの場所にもホテルが何事もなかったように建築されるんじゃないかと思います。
他の経済団体と四条烏丸で一同に会する場所が誕生することは合理的で効率がいいのかもしれませんが、何でもかんでも合理的であればいいのかな?という思いをしなくもありません。新しい建物は歩く街というコンセプトを具現化するために駐車場がないようですが、大丈夫なんでしょうか?
そういや、先日梅田に出かけた際、昭和を感じさせるこの場所もまもなく姿を消すことを再度認識しました。

泉の広場。無くなってしまうんですよね・・・
このディスプレイはなんだかカオスな状況ですが、今後世の中を予兆してるんじゃないだろうか?なんて(^-^;

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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