軽やかだけれどモヤモヤと・・・

年末恒例の第九を聴きに行きました♪

昨年は満員御礼だったように思いますが、8割強くらいの埋まり具合かな?
ホームページを見ると完売だったようですが・・・

3月のマーラーは2日間の公演とも発売から程なくして完売するという景気の良いお話ですが、こういう状況は最近の京響には珍しい状況です。
淡々と演奏が始まり、サラッと終わった感じの第九でした。
よく言えば軽やかだけれど、印象に残らないというか・・・
先日のグルッペンは演奏のクオリティというよりその趣向を楽しむという印象でしたが、
第九は物足りなさを覚えました。
聴き始めた頃から京響のクオリティは飛躍的なレベルアップを果たしていることは聴いていて十二分に分かってるつもりです。
が、モヤモヤする事があるからどうして引っかかってしまうんです。
不祥事の顛末が曖昧に・・・マスコミを賑わした問題が、その後どのような顛末になったのか、個人の問題とせずにきちんと報告すべきだと思います。
そしてオーケストラの顔が半年以上かな?不在にもかかわらず、そのことが一切触れられていない・・・どのような事情があるのかは存じ上げませんが長期間に亘り出演されないのはどうしてなんだろう?と皆さん思っておられると思います。
オーケストラの顔で音づくりの核になる方が、客演の連続では素人目線でも駄目なんじゃない?と思わざるを得ません。
どのような組織でも危機管理対応が大切な昨今ですが、今の京響を見ていると都合の悪い状況は一切取り上げず、いわば臭いものに蓋をしたままの状況で進んでしまおうという姿勢を感じてしまい、深く憂慮します。
素敵な音楽に曇りを感じさせるような状況を感じるからこそ、純粋に楽しめないんだということに思い至りました。悪しき隠蔽体質は伝統という事なんでしょうかね?
という訳で来年は定期会員の申し込みを取り下げようという結論に至りました。
限られた残りの演奏会を楽しみたいと思います!

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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