水は低きに流れ、人は易きに流れる。そして時代は・・・

土曜日に郵便配達を休止し、配達も一日延びる。
こんな案内があったのが、昨年の秋だったかと思います。そんなに気にしてなかったのだけれど、先月辺りから、各方面でいろんな影響が出ていることを実感しています。
冒頭の文書、とある団体の総会のご案内ですが、中ほどに郵便物に関する記述があります。近隣故、この件に関しては影響は受けてはいなかったのですが、例年であれば下旬に開催される出張を伴う行事。コロナの影響が緩んで今年は開催となったとの報に触れていたので、案内を待っていたのですがなかなか届かない。先方に確認するとすでに投函済みということで、そのまま待っていたのですが結局1週間ほどかかって到着しました。今までなら2~3日だったものが倍以上の日数がかかっていることになります。
他にも郵便を使う仕事では、締め切りに間に合わない事案が多発しているような話も聞こえてきて、これはかなりの影響があるなあと実感した次第。
僕の仕事にも関係することが少なからずあるのですが、物理的に短縮できないものがあるのでとにかく周知を徹底することしかありませんが、悲しいかな、声を大にして伝えても全員の耳には届かないんですよね・・・漠然とした不安しかありません(^-^;
また、先日は不在郵便の案内があったので郵便局の近くに用事があったついでに立ち寄ろうとすると・・・

コロナという特殊事情があるとはいえ、なんと19時でゆうゆう窓口が閉まっていました。
確か数年前までゆうゆう窓口って24時間空いてたはずですがこの落差の大きさにちょっと吃驚しました!!そういや、ゆうちょ銀行も硬貨の取扱についてなかなかえげつない手数料体系をいの一番に打ち出してましたよね・・・
国鉄に始まり、様々な公営企業が民営化されていきました。民営化はサービスの向上を伴ってバラ色の未来が描かれるような触れ込みだったように記憶しています。
が、蓋を開けてみるとあからさまなサービス低下が目立つ状況です。
郵便はご覧のような体たらく。JRは不採算を理由にローカル線の線路をどんどん剝がしています。電話は民間参入があったものの事実上の寡占状態。MVNOで格安なものもあるけれど、競争原理がバリバリに働いているというようには思えません。高速道路はそこまで変わらないかな?って思えるけれどそもそも償還を迎えれば無料化されるはずが、有料が恒久的なような様相・・・
そりゃ民営化すると、営利企業として採算性が求められるし、不採算ではあり援助の受けられない事業は止めてしまうのは当然。
少子高齢化で労働力人口が現状していることも大きな要因だろうけれど、今まで維持してきたからこその日本ならではの良さっていうものがどんどん失われていくように思えるのは僕だけでしょうか?
止めることは容易いけれど、止めたものを再び戻すっていうのは止める何倍ものエネルギーが必要ですよね・・・普通に考えたらもうその状態には戻らないっていうことです!!
衝撃的な事件がありました。
毀誉褒貶がありますが、だからと言って暴力に訴えかることはあり得ないし言語道断。
ご冥福をお祈り申し上げます。
勤勉さが取り柄の日本がだんだんだらけてきて、世の中は閉塞感にあふれるなか、凶行が発生し、この先の雲行きがとても怪しくなってきているように思えてなりません。
ここ最近実感したこと、この週末の出来事を経て、そんなことを思った次第。 

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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