正しく怖がりたい

ここ数日来コロナの第二波とでも呼べるような状況が継続しています・・・
東京は200人越えが続いていますし、京都もクラスターで毎日そこそこのの人数に陽性反応が出たと報道が出ています。
先日用事で八坂神社の近辺まで出かけました。

石段下、観光客だらけであまり近づきたい場所ではなかったですが、先日の状況はこんな感じ。ほとんど人がいない状況にちょっとした驚きを覚えました!
インバウンドは絶望的ですが、緊急事態宣言が解除されても国内の観光客も望み薄な状況のなか、国が観光需要のカンフル剤でGO TOキャンペーンなるものを8月から予定通り実施するって個人的にはどうなんだろうと思います。すでに先日お出かけしていますから、このキャンペーンがどうこういう資格もないのかもしれませんが、 行く行かないかは個人の判断は委ねるべきで自己責任かと思います。それをこうして国が後押ししてしまうと少なからず影響を及ぼすことは間違いありません。
コロナとしばらくは共存していく必要があると思います(みんなうれしそうにウィズコロナという言葉を多用していますが、この言い方、嫌いです)し、前回のように緊急事態を宣言してしまうと、今でさえダメージを受けている経済に致命的な影響を及ぼすことも間違いないので行政は宣言を出すことはおそらくしないんだろうなと思います。
それはそれで一つの考え方だと思いますが、その前提として情報を正しく開示するということが必要だと思います。
京都市でもここ数日クラスターが発生しているにもかかわらず、その発生源は開示されていません。花街で陽性患者が出ても、しばらくはだんまりを決め込むという悪質なことをするのは、何を目的としているのでしょうか?必要な情報を隠されて、注意してくださいって言われても、何をどう注意すればいいのでしょうか?
メディアに露出することが全てとも思いませんが、どこかのオープニングセレモニーなんかに着物で嬉しそうに参加するのが首長の役割とは思いません。平時であれば、軽率な行動は苦笑で済みますが、今は緊急時。そういうときこそリーダーシップを発揮すべき時かと思いますが、行動をホームページに開示されている情報を見てみると・・・
https://www.city.kyoto.lg.jp/menu5/category/61-2-3-0-0-0-0-0-0-0.html
情けなくなってきますよね・・・
修学旅行生の誘致は熱心にしていましたが、ホントお粗末にも程があると思います。
本来であれば、今頃祇園祭の鉾建ても終わり、提灯に明かりが灯りお祭り気分が盛り上がってくる時期ですが、今年は非日常の中で日常が過ぎていくという感じです。

デパートのディスプレイの値札付き山鉾巡行で目の保養とさせてもらったり

散歩の途中で見つけたディスプレイで気分だけを味合わせてもらいます。
正しく怖がるために、必要な情報を適切なタイミングで隠さずに!お願いしたいと思います。

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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