今、どこにでもある危機

吹田の千里山の交番を襲撃して拳銃を奪うというとんでもない事件が発生しました。
https://www.asahi.co.jp/webnews/pages/abc_2197.html
出自のわからない情報ではなく大手マスメディアが吹田警察著と誤字で報道するくらいの
衝撃を覚えます。(ネットニュースでいかにも釣り的なタイトルに惹かれて読んでみると三流以下の記事であったり、こういう誤字がまかり通るクオリティーの低さを憂いますが・・・)
このところ交番が襲撃されて、警察官の殉職や受傷するニュースが相次いています。
昨年、大阪北部で発生した規模の大きな地震は京都にも大きな被害をもたらしました。
そんな状況で、吹田市長がとった行動は適切で流石だなと感心しました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190616-00022203-asahibcv-l27
危機管理の対応として、昨年6月大阪北部を襲った大きな地震で京都市に被害が出ているにもかかわらず、パリで行われる行事を優先しコソコソと渡仏した京都市長と好対照です。長たるものがいるかどうかが重要ですが、部下に託したとか言っている段階で長としての資格に疑義を抱いてしまいます。
報道で煽れば煽るほど、妄想と現実との区分けが出来ない輩が模倣しているように思えてなりません。引きこもりの人間が凶行に及び悲劇を引き起こしたニュースも日常の出来事になっています。いささか恣意的な匂いも感じなくありませんが、高齢者の自動車事故も毎日のように報道されています。
引きこもりの8050問題や、年金以外に2000万円必要という不都合な事実を捻じ曲げる国の姿勢は閉塞感が充満した平成を象徴していますよね・・・
50近くになって、いざ社会生活にと思っても職歴が真っ白な履歴書を見て採用を決める企業は皆無でしょうし、その構造的な深い溝を個人の努力では如何ともしがたいものを感じます。そういう人の社会への参加を行政がサポートすべきかと思いますが、そのような気配は微塵も感じられません。
僕は団塊ジュニア世代ですが、社会的に見て貧乏くじを引く世代。
受験戦争が終わると、就職氷河期に突入し、非正規雇用の先駆け・・・
そして、安くはない年金保険料を納めてその見返りは期待できないというとんでもない世代です。現行基準で2000万円不足する老後資金が、年金すら受給してもらえるかすらわからない僕らの世代、2000万円なんか絶対嘘だと感じてしまいます。
オレオレ詐欺は社会から厳しく糾弾されますが、年金制度もそれと同等もしくはそれ以上に酷い詐欺なんじゃないかとさえ思えます。
技術は人の生活を楽にしたり楽しくしたりという幻想が、毎日のように報道される高齢者が運転する自動車での痛ましい事故の数々・・・
人間を甘やかすとろくでもない未来が到来するということにつながるなということを常々感じています。
技術で言えばそうかもしれませんが、人間は技術だけでは語れません。悲しいかな周辺の条件が良くなるにつれて傲慢さは加速度的に上昇し、注意力は加速度的に反比例して低下していくように思います。

職場に平日の夜、毎日敷地に無断侵入し迷惑駐車をする輩は、世間的には常識を弁えているであろう恒例の女性です。
有形無形に、危機や災難は至る所に存在しており、悲しいかな、この状況は今後増えることはあっても減ることは皆無だろうなと感じ、やるせなさと残念さを感じています。
自分のことは自分で守る。当たり前のことを当たり前にしないといけない世の中。
性善説ではなく性悪説で物事を見なければならない世の中を嘆きますが、それが現実だということを毎日のニュースで実感する今日この頃です(+_+)

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
カテゴリー: 思うこと, 日記 タグ: , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です