何事もお金が解決?

少し前のお話しになりますが、そのまま投稿せずにほったらかしになっていたので今更ながらですがアップします・・・
ANAのサイトを見ていると、企業情報のプレスリリースに
国際線座席の一部有料化なる記事が名に入りました。

https://www.ana.co.jp/group/pr/201904/20190417.html
肝心の国際線の案内には何ら表示がありません(4月17日時点)。

こういう時はたいてい後ろめたいわけだから、悪いお知らせです。
どれだけ改悪になるのか見てみると…

正規の割引航空券の中で安い価格のチケットでは、国際線機材の前2/3の座席の窓側・通路側と非常口座席が有料化され、オプション費用をかけずに座席指定できるのは
後ろ1/3の座席と、前の窓や通路に挟まれた3人掛けの真ん中の座席のみということだそう。上記表でいうと黄色と赤の部分が有料、ということに!
もうすでに5月29日から運用が始まっているようです。
航空業界は昨今LCC(Low Cost Carrier)の台頭が著しいですが、乱暴に言うと今回の改悪はLCCに倣ったように見えます。
ANAと同じくFSC(Full Service Carrier)でも欧米の航空会社を中心にこのような流れになっているよという意見も聞こえてきましたが、大々的に5スターエアラインなんて宣伝
している会社としては、その5スターに恥じない素敵なサービスを期待したいところですが残念ながら、サービスよりお金を稼ぐことに力を入れているように感じてしまいます。
国際線はJALの同じ機材のエコノミークラスは、2-4-2の8列配置ですし、9列のANAより
幾分余裕はあるでしょうし、JALは他社とうまく差別化を図れているように思います。
最も国際線は縁遠いですから、今回の改悪が自分の利用スタイルに影響を及ぼすことは少ないけれど、この流れが国内線に波及してくるようなことがあればと考えると、いやな気持になりました。
国内線を飛ぶ777なんか747より明らかに胴体幅が狭いのに、747と同じ3-4-3の10列配置の詰込み仕様をANAが先鞭をつけたように記憶しています。
僕がその座席に座ると、普通に方がシートの幅を上回るのでお隣にご迷惑をおかけするか、肩をすぼませるかしかできない苦痛さ(+_+)
かつてANAは国内線でドリンクサービスを廃止し、利用者から猛反発で復活させた前例があります。今回の国際線サービス改悪も、利用者の反発で撤回されればいいのになと思います。
昨年JALで修行してJGCをGETし、ANAとJALの違いを意識するようになりました。
ANAはJALを抜いて(というかJALが自滅して)国内最大のキャリアになっています。
最近、ANAに傲慢さを感じることが少なくありません。
搭乗してもそうしたことを感じますし、むしろJALのほうがフレンドリーさを感じることが多いように思います。今回のサービス改悪もその延長線上にあるように思えます。
こうした違いって、航空券のキャンセルの際の払い戻しの際にも現れており、仕事で何度か経験したのですがANAはJALよりシビアな感じがします。
https://www.jal.co.jp/dom/change/charge.html
https://www.ana.co.jp/ja/jp/book-plan/fare/domestic/guide/charge.html
結果的には予定通り搭乗できたのですが先般の不幸の際、JALの予約を場合によってはキャンセルせざるを得ないような状況になったため相談してみると、会葬礼状をメールで送信してもらえれば、キャンセル費用をかけず払い戻しするか30日以内の同一区間への振り替えをという対応をしてくださるという回答を得ました。同時期にANAの予約はなかったので、仮にあった場合、どういう対応をとってくださったのか興味深いところです。
驕れるもの久しからずにならないよう、一ファン、一利用者として切に願うところです。

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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