ゾーン30

池袋、三宮の市バス事故と車の暴走事故が相次ぎ、嫌な気分で週末を迎えました。
突然人生の幕を下ろさざる得なかった方のことが気の毒でなりません。
三宮はバスの運転手が早々に逮捕されましたが、池袋は加害者本人がけがをして入院しているから回復を待ってということなのかもしれませんが、マスコミの論調を見ていると、被害者は大々的に報道されているにもかかわらず、加害者は元官僚で大手企業の重役経験者という経歴からか当初は名前も出ておらず、名前が公表された後もさん付けや元の肩書を付けた報道が目につき、マスコミの露骨な忖度に辟易としたものを覚えます(-_-)
犠牲者はもちろんですが、その家族はこういうマスコミの態度に更に傷つけられるような気がしてやりきれない思いを抱きます。
歩行者や自転車は交通弱者ですし今回の痛ましい事件もまさしく交通弱者だと思いますが、一時停止無視の自転車が突っ込んでこられて、自動車が大きいからという理由だけで自動車が悪くなるという極めて理不尽な思いをした僕からすると、音楽を聴きながら車道を無灯火で逆走してくる自転車や、横断歩道の信号が赤なのに大通りを無謀にわたる輩やスマホに首ったけで周りの状況を全く見ていない歩行者など交通法規を知らないバカを見ていると、この輩を交通弱者としていいのか?という思いを強くします。
そんなことを考えていると、今月に入ってから、我が家近くの道路に「ゾーン30」なる文字が道路にペイントされていました!

住宅街ですし小学校や中学校も付近にあるので、交通安全の啓発だろうと思っていました。外国の住宅街ではスピードが出せないように路面に凹凸を設けたりして物理的にスピードを出せないような方法を採用している場所を見かけたりします。そのくらいのことをしないと、ゾーン30なんて絵に描いた餅に終わりそうだなと思っていたのですが、この週末、凹凸ではないけれど、物理的にスピードを出しにくい工夫が施工されているのを発見しました。

道路の左右にポールが互い違いに設置されており、まっすぐ走るのはスピードを緩めたくなるような感じです。
なるほど、これならそれなりに効果的なんじゃないかな?と素晴らしい取り組みが出来るんだと感心していたのですが、掲示板に張られた案内を読んでいると、学校の校区を対象としたそこそこの区域ではありますが、このような狭さくが設置されるのはここだけにとどまる様子・・・
喜んだのも束の間となってしまいました。
この国の未来は限りなく暗そうだなと暗澹たる気持ち・・・
国になんて頼らず、生き方も身の守り方も自分自身しか頼れないのですね~

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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