30年という長さ

天皇皇后両陛下が京都と奈良へ行幸啓なさるということで、道路にはこんな看板が出ていました。
仕事が終わって、いつも通り京都御苑を通って帰路につきますが、先日まで開催していた「天皇陛下御即位30年記念京都御所特別公開」が終了したのに、警備用のテントがいつまでも設営されたままなのはなぜ?と思っていたのですが、今日、京都御所でお茶会が主催されており、そのための準備だったのだと合点がいった次第。

物々しい警備などはなく、いつも通り静まり返った京都御苑の様子です。
青空ですが、厚手のコートが欲しいくらい寒さがぶり返した先日、その特別公開を見てきました。

同じように見えてましたが、違う種類のテントになっていたのですね!

京都御所が通年で一般公開されるようになって久しいですが、従前春と秋に一般公開されいた時期は特別公開とされており、期間中いろいろな催しがあって見応えがあります。
天皇陛下が歩まれた30年が写真パネルで展示されていました。
平成の世の中もあと少しで終わりを告げますが、昭和から比べると約半分の期間。
展示の写真パネルを見て、その頃自分が何をしていたのかを思い起こしてみると、短いようで意外に長かったなといろんな思い出が浮かんできました。
嬉しいことと辛いことが3:7くらいの割合かな?
平成という言葉とは裏腹に悪い意味で変化に富む時代だったように思います。
日本という国の性質が変わった30年でもあったのかとも感じました。
間もなく新しい元号が発表されるわけですが、次の時代は、激動とともにあった昭和・平成とは違い穏やかに過ぎ行くのに相応しい元号であってほしいと切に願うばかりです。
今朝、いつも通り通勤で京都御苑を通ると、出水の枝垂桜が見ごろを迎えていました。

激動の世の中にあって国民の安寧を願い活動を続けてこられた天皇皇后両陛下の入洛を歓迎しているかのよう。

お目にされる機会があるといいのにな。

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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