外面だけじゃなく・・・

お昼ご飯を買い求めに高島屋や大丸には結構立ち寄りますが、たいてい同じ場所から入って、いくつかのお気に入りのお店でお弁当なんか買って、そして同じ場所から出ていく・・・といういうような繰り返し。
大丸は最近外観が新しくなりましたが、新しくなるとともになんだか荘厳さは失われた気がします。残念な思いでいました。
が、先日別の用事で違う場所から出入りをすると・・・

なんだかとても雰囲気のいい照明が目に入り、反対側に目をやると、同じ意匠の窓が!
こんな位置関係で並んでいました!
地下道に直結した玄関や、正面玄関などと比べてマイナーでひっそりした入り口ですが、
クラシックな雰囲気が手を加えられつつ綺麗に残されており、いいものを見せてもらえたことと、この部分だけ流れる時間が他とは違うように感じることが出来て、束の間ほっこりとさせてもらえた気分です(*^^*)
そんな思いで正面玄関に回ってみると・・・
大丸の暖簾が!以前はなかったように思いますが、いつごろからなのでしょうね?
日本的な風情に外国人観光客の受けがよさそうです。
京都市内には町屋も洋館も歴史的な価値を有する建物がたくさんありますが、悲しいかなどんどん姿を消してしまっていくのが現状です。
所有する側はその維持のため莫大な費用がかかりますし、文化財指定なんか受けてしまったら、自由度が著しく制限されるしで、幾重もの困難が待ち受けることになります。
そりゃ、価値のあるものであるとわかっていても手放したくなりますよね・・・
行政は口だけ挟んできて、保全するための肝心要の助成になると、調べていないけれど、手放す所有者が後を絶たないということは安心できるような満足な助成はないのだと思います・・・
一方自らが管理するものについては、二条城なんてこの4月から入場料が倍近い大幅値上げ!http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/nijojo/nyuuzyoryokaitei.pdf
カード払いに対応と報道されていましたが、そりゃ倍近くも値上げすりゃカード会社への手数料なんて工面できるだろうし、市民用のパスポートを発行するとかリンクのリリースにありましたが、どこぞのテーマパークに感化されているのかもしれませんが、年に何回も訪れる場所でもないと思います。
入場料を値上げしたり、宿泊税を課したり、景観規制で掲出している看板から料金を徴収したり、市バスや地下鉄もインバウンドのお客さんで利用者が伸びているのに、
ついでに固定資産税も高いのに、

子育て支援のための市民サービスなんかを見ても、京都府下で断トツの低水準・・・
待機児童がゼロとか声高にアピールしてますが、こんな現実があるなかでどの口がそんなことをいうのでしょうか・・・人口規模が大きいならそれだけ歳入も大きいはずですが、理由にならない理由で正当化しているのが残念極まりないですね・・・
もやもやすることの多い摩訶不思議な街です。京都市。
建物の話をしたかったのに、なぜか京都市をdisることになってしまった・・・(^-^;

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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