言行不一致

海外からの観光客。
京都は以前から少なくはありませんでしたが、このところの増え方は尋常じゃありません。以前と違うのは移動の際にキャリーバッグをゴロゴロと押して移動する人が多いこと(特にアジア圏の方に顕著です)。
このブログで以前に書いたと思いますが、京都市は観光客におもねる政策を打ち立てて、肝心要の住民のための施策は個人的には極めてお寒い状況だと感じています。
が、先日、実は観光客にも冷たいんだということを感じました。
キャリーバッグを利用する外出の機会があり、京都に戻ってきました。
阪急の烏丸駅で下車し、地下鉄の四条駅に乗り換えをします。
烏丸駅はエレベータ・エスカレータの何れも完備されており、少し重めのキャリーバッグも全然苦になりません。
改札を出て、地下鉄のコンコースへ移動しますが、そこに問題がそこにあります。

長くはありませんが、さりとて短くもない階段が立ちはだかります。
端には駅員さんを呼んで上げ下げ出来るお持ちの方へのリフトが設置されていますが、
操作をお願いしないと動作しませんし、そもそも時間はかかり気軽には利用できません。基本的にハンディキャップをお持ちの方用ですし、重たい荷物を持つ人が駅員さんに行っても使わせてもらえるかさえわからない状況です。
阪急からの乗換口の地下鉄改札口にはエスカレータは設置されており、ホームへのアクセスは荷物があっても大丈夫です。
ですので、この部分だけがいつまでも放置された状態にあります。
観光客大歓迎といいながら、実態はこのお粗末ぶり・・・
京都駅のJRとのアクセスは、どのホームを利用するかで変わりますが四条駅よりはまだましな状況です。
市民の大事な生活の足である市バス。
最近キャリーバッグを持った観光客に占められ、乗りたいのに乗れないひどい状況にあり、地下鉄の積極的な利用を!と呼び掛けています。しかしながらこんなに使いにくい状況を放置して地下鉄へ誘導するのはあまりにもナンセンス・・・
結局のところ、実際にどのような状況になっているのかなんて全然考えてなくて、表面上の数字だけみて無責任な案内をしているようにしか思えません。
京都市役所の前の地下街には、それはそれは立派なエスカレーターが市役所の東西にそれぞれ2基ずつ設置されております。自分たちのためにとしか思えない状況で、こういうところには湯水のようにお金を使えて、必要度の高い場所は放置されているのが、京都市クオリティーなんでしょうか?
ことあるごとに京都市のやり方をDisっています。京都市にも宿泊税が導入されましたが、その財源が本来の目的に利用されることを切に願うばかり・・・

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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