場当たり的なことばかりしてんじゃねーよ

京都に限ったことじゃないことは、いろんな場所に行って感じていますが、それでもやっぱり京都を訪れる観光客の多さは、もはや市内の交通機関も麻痺寸前で抜き差しならない状況・・・
先日、市バスの民間委託について委託先が撤退する云々の報道が出ていました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000001-kyt-l
地下鉄を作るとなれば掘れば何かが出てくる特殊事情は加味すべきではありますが、
ゼネコンの言いなりになって法外な建設費になり大赤字の危機的な状況を安直に市民に転嫁させる無能ぶりを炸裂させ、その責任を取らずに安直に値上げをちらつかせるなどして、集客増を交通局はこの数年来目論んでいました。
地下鉄は赤字額の多さで焼け石に水のような状況ですが、市バスは順調な運営とされていました。が、今般の事態で順調だった原因はなんのことはない、低コストの民間に委託してたからなんじゃないか？ということが露呈した感じ。
その話題が出て続けざまに今度は景観条例を見直すとかいう記事が出てきました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181112-00000036-kyt-soci
人口減少に備えてって、景観は自分たちの実入りが減ることが予想されるといとも簡単に変えていいものなんですね・・・
先日、遠方の方と一緒にタクシーに乗っていると、運転手さんが四条通を通りながら、
この景色、何か違和感ありませんか？と問いかけがありました。
袖看板が全くない、色味がよく言えば落ち着いていますが、活気に欠ける地味な色なんですというようなことをお話しされて、遠方からのお客様がそういやそうですね！となりました。
街の魅力に胡坐をかいて調子づく行政ですが、その実情は非常にお寒い限り・・・
貧弱な公共施設やサービス。対外的に見てくれの良いものだけフォーカスを上げて、文化度が高いとか自己満足している現状に辟易としていますが、その上にこの身勝手ぶり・・・
場当たり的なことばかりしてんじゃねーよ(-_-)と言いたくなります。
観光客と域外からの富裕層ばかり集め、街中の不動産価格はもはや庶民が住める価格ではなくなっていますし、京都市内を走っているとバブルじゃないかと思える現状です。
日本の人口が減少局面に入るのだから京都市の人口減少も避けられない問題ですが、それとは別に、こんな歪な状況を作り出した行政の責任は大きいんじゃないでしょうか？
今日とある大きなセミナーがあって、そういう場所が大好きな個々の行政の長が自慢げに
お話してましたが、周りの人は白けているように感じたのは私だけでしょうか？
ほんと、この町の三流行政には辟易とするところ・・・恥ずかしい限りです。
ぼーっと市政に携わってんじゃねーよ！