上書き保存

誰しも嫌なことや辛いことは早く忘れてしまいたいもの。
いつまでもそれを引きずるのは気持ちの良いものではないですよね・・・
幸い、人間って忘れる事が出来るから何とか頑張っていけることが出来るんだと思います。が、忘れるためにはある程度の時間をかけておかなければならないと言う事も年を重ねてくると経験則で分かってきます。
そう考えると、この週末の豪雨や6月下旬の地震などの自然災害はもちろんですが、
漫画喫茶や新幹線、交番襲撃など無差別殺人や自分の子供や兄弟を殺めるという常軌を逸する目を背けたくなるような凄惨な事件が立て続けに起こってること。そのいずれもが非日常の極みのような出来事ばかりなのに、日常のちょっとした出来事の一コマになってしまっているような気がして、こんなので良いの?と思う毎日です。
災害と上手くつきあうことが求められるのだろうし、安全と安心な日本というのはもう幻想でしかないと考えた方がいいのだろうとも思います。
事実、夜道を歩いていると背後から自転車が迫ってきたりすると、襲撃されるんじゃないか?なんて不安を最近感じます。
いろんなところに不満が鬱積しており、表面化しているのは極一部に過ぎないんだろうなとも思いますし、自然災害に前に人間はいかに無力な存在なのかということも痛感します。
嬉しいことや楽しいことはいつまでも思い続けたいけれど、恐怖や痛みは忘れ去りたいからと行ってパソコンのデータの様に上書き保存ばかりしていると、果たしてこの行為は正しいことなんだろうか?という疑問が頭をよぎります。
なるべくたくさんのフォルダを作って一定期間保存しておかないとダメなんだろうけれど、ネガティブな出来事にはなかなかそうするような食指も伸びません。

先月末、ちょうどお休みに夏越の大祓の神事に参加させてもらいました。
今年後半の無病息災をお祈りしたのですが、社会を取り巻く不穏な状況をもお祓いいただきたいという気持ちで一杯です!
昨年、円形脱毛症の症状が現れて、その箇所はほぼ回復していたのですが、どうやら別の場所に同様の症状が現れてしまった様子・・・拡大しませんように^_^;

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
カテゴリー: 京都, 思うこと, 日記 タグ: , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です