滑稽な光景

ちょっと前にこんな記事が掲載されていました。
http://toyokeizai.net/articles/-/148986?campaign_id=A100

超高級ホテルが続々と京都市内に出来ています。
ビジネスホテルもまた然り・・・
建築工事が始まったな~と思って表示を見ていると、マンションかホテルか・・・
街中は最近この二つがよく目につきます。
観光客は最近はシーズンオフという概念が無くなったかの如く年中見かけます。
皆さん器用に複雑なバスを大きなキャリーケースとともに活用されますが、ただでさえ
貧弱な公共交通はもう飽和状態を超え麻痺しているようように感じます。
それなのに市長が脳天気にホテルを更に建てろという音頭を取っているのを見聞きすると将来的に供給過剰になればどうするんだろう?とその余りもの無責任さに虫唾が走ります。
京都は確かに多くの観光客があるからこそ成り立つお仕事もあると思いますが、全ての人がその仕事に従事している訳でもなく、途切れない観光客の多さに正直辟易としている人も多いんじゃないかと思います。僕もその一人ですが・・・
何でもバランスが大切だと思いますし、ホテルが足り無かったら足りないでいいんじゃない?と思います。その方が希少性が高まって京都の値打ちがあるように思います。
美味しい料理屋さん。評判を呼んで人気が高まったからと言って、即座に容量を増やしてしまうとクオリティは落ちるし、サービスも行き届かなくなります。
むしろ、予約もなかなか取れない稀少さから更にその値打ちが高まる事の方が多いですよね?
京都の「いけず」は名高いですが、こと行政に関しては市民生活に対しては思い切り「いけず」で、そこを犠牲にしてまで露骨に観光客へ擦り寄りっています。滑稽にすら思えますが、先の料理屋さんのケースに当てはめると、そういう対応でいいのか?ということを考えてしまいます。
そんなことを考えていたら、安倍首相がプーチンにどんでん返しを喰らっている様子が報道されています。
国内に問題山積なのに、外遊で気前よく援助だ何だと気前よくお金をばらまいてきましたが、したたかなロシアを前に外交の実績が音を立てて崩れているように思え、スケールは全然違うけれど、同じく滑稽な光景だなということを感じてしまいました(^_^;)

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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