イメージと現実

京都市が世界の都市の中で東京に次いで2番目の人気都市に選ばれたというマスコミ記事が出ていました。
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20161019000060
国内でも京都府は北海道に続いて2番目に魅力のある都道府県だそう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00000049-zdn_mkt-bus_all&pos=1
毎年秋には書店に京都特集の雑誌が平積みされたり、JR東海が「そうだ、京都いこう」のCMをバンバン流したりして、魅力的じゃないと思うほうが難しいような状況が作り出され、それがこの結果につながっているような・・・

インバウンドの観光客もアチコチで見受けられて、最近はオフシーズンがない?ような様相・・・

ですが、イメージと現実には大きく乖離するなというのが住むものの正直な思い。
観光客が大挙して訪問されることが悪いと言っているのではないけれど、観光客に媚びへつらう行政の姿勢が最近露骨に過ぎるな~と思います。

楽しんでお金を落としてもらって帰ってもらうことはもちろん大事ですが、その前にこの地に住む人たちの満足度を上げてもらう方が先決なんじゃないでしょうな?

僕自身、それ程多く自治体を知っているわけではありませんが、公共サービスは相対的ではなく絶対的にとても貧弱だと感じています。

そして最近特に感じるのは、冒頭の発表を受け、行政が声高に喜びの声を上げることが得も言われぬ気持ち悪さを覚えるのです。
発表を受け、ああそうですか?くらいのクールさで対応するか、もしくはスルーするくらいなら、恰好いいものを、それころ犬が尻尾がちぎれるんじゃないかと思うくらい激しく振り喜びを表現しているようなイメージを受けてしまいます。犬ならかわいいですが、行政の長が同じことをやってるのは見ていて正直気持ち悪いしシラケる・・・

行政は粛々と職務に遂行すればいいものを、自分が当事者となったかのように歓喜するのはどうも違和感を覚えます・・・
逆にネガティブなことは絶対スルーするでしょうし・・・

ホテルが足りないから、誘致なり建設に躍起になっていますが、需要が落ち込んだとき、送客に責任を負うのでしょうか?
市内のマンション、富裕層向けのマンションが林立し、完売しても夜に灯りがともらない・・・
という状況も日常の光景になってきました。

都市格云々という言葉も聞こえてくるけれど、なんだかこんなことで騒いでいるくらいじゃ
大した都市格ではないなと個人的には思いおます。

いつからこんな破廉恥になったんだ?

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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