京都で生まれ、大阪で育って、再び京都に戻って現在に至るというのが僕の生い立ちですが、大阪で育つ前、小学校の低学年までは京都の向日市で暮らしていました。
大阪に移ってからの友達はまあ今でもお付き合いしている人はいますが、京都となるとほぼいません。その皆無ではないのはつながっている人が二人いて、そのうちの一人とはずっと年賀状を通じたやり取りがあった彼がいたから!
ここ数年来、ぼんやり考えていたことだったんだけれど、値上げしてサービスクオリティを劇的に低下させるというのが民営化のなれの果ての郵便に愛想をつかしてというか踏ん切りがついて、今年で年賀状仕舞いにすることにしたのです。
年賀状にはSNSのQRコードを貼り付けて、この先のお付き合いはSNSを通じてという風に。もうすでにSNSでつながっている人も多いし、特段アクションがあったという訳でもないけれど、この彼からリアクションがありました!
するとトントン拍子に一度会いましょうということになり、40年ぶりの邂逅ということになりました。
大阪に引っ越したのは小学校2年生の頃。小学校の運動会で銀河鉄道999の曲に合わせて踊るというのがあったと記憶してるんだけれど、ささきいさおさんの曲
だと思ってたら、ゴダイゴの曲が流れて
彼と小躍りして、波長が合ったんでしょうね~
そんな感じで仲良くしていて、大阪に引っ越してからも一度泊まりに行かせてもらったり。そんな感じでずっと年賀状だけのやり取りが続いて40年すこしという歴史が積み重なっていったわけでした。年賀状では一度会いましょうなんてメッセージを書いてまた翌年という感じで、おそらくこのまま合うことなく終わるんだろうななんて思いながら・・・
そう考えるとSNSでつながるとすぐに会う機会に恵まれるなんてスゴイことだなと!
もちろんお互いにオッサンになって当時の顔(そもそも僕は相手の当時の顔も朧げにしか覚えてない(^-^;)
SNSのプロフィールには僕は顔を晒しているので彼はもちろん認識できるけれど、彼は違うプロフィール。という訳でメッセンジャーで顔写真を送ってもらって、ああなるほどと!
そんなこんなで会う日がやってきました。そういう時に終わる直前に仕事でバタバタして約束の時間をちょっとすぎて到着。彼はもう到着しており、一発でお互いに分かりました。
祇園の以前からちょっと行ってみたかった大衆的な居酒屋さんで酒の肴と思い出話の肴、両方を満喫して話が弾んだのでした!
お互いの人生、いろいろあるけれど、こうして再会できたのは素晴らしいご縁だなあと思わずにはおれません。
年賀状でのやり取りはもうなくなるけれど、これからはちょくちょくあってお酒を楽しむ仲でいようね~ということで再会を約して別れました。
辛く感じたり、しんどさを覚えたりすることの多い最近だけれど、こういう楽しみとか喜びがたまにあるから何とか頑張っていけるんだなということを齢五十を超えるとしみじみ感じます!