もっと力を入れるところがあるんじゃない?

皆様もご存じの通り、4月に入って自転車のヘルメット着用が義務化されました。
着用した方が安全なのは分かり切った話。これに異論を唱える人はいないかと思うけれど、義務化に至るまでにやるべきことをやってるのか?っていえば甚だ疑問・・・
昨年暮れに我が家の近くを走る国道が、歩道が狭いことを理由に自転車は原則として車道を走らないといけないことになりました。

調査とは名ばかりでそのまま規制解除され、今は歩道しか走れません。
自転車は基本的に車道で歩道は例外であるというのは理解していますが、現実を見ると、そんな理想を唱えられる環境ってなかなかないように思います。

これが我が家の近くを走る国道(烏丸通)ですが、路肩は排水溝の蓋があるので出来ればこの上は走りたくないとなると結構タイトなのがお分かりいただけるかと思います。
乗用車ならともかくトラックやバスも結構走っていますし、個々を車道で走るのは結構怖いんです(*_*)そういう道を走るのならなおのことヘルメットっていう話になるのかもしれませんが、正直なところ、自転車の運転マナーの酷さを見ると、まずは自転車の安全運転の講習を義務化するなどの啓発活動が先なんじゃないかと思います。
無灯火で逆行しながらスマホを見て音楽聞いてるっていう輩はたくさんいますし、そんなのにヘルメットをって説いたところでどうなんだ?っていう疑問がふつふつと・・・
ユーザーにだけ負担を強いて行政は不作為でいることにものすごく違和感を覚えるのです。
やるべきことを行ったうえでヘルメット着用の流れだと、なるほどなあって頷けるんですが、面倒なことはすべて利用者にやらしてしまえという乱暴さが見え隠れしてどうにもねえ・・・
京都では最近電動キックボードをよく見かけるのですが、これを利用している人って自転車よりも危険だと思うんですが、どういう訳かノーヘルメット!警察のホームページを見ると原付と同じだからヘルメット着用は必須なはずなのに、実証実験で特定の業者はヘルメット着用が任意とのこと・・・
おまけに今年7月からは道路交通法が改正されて、概ね自転車と同じ扱いになるような印象・・・
利便性が高まることはいいことだけれど、逆に自転車が規制強化されることと整合性が取れませんよね~
ナンバープレートもそうだけれど、軽自動車は黄色で、営業用の自動車は緑地のプレートなのに、それぞれ白のプレートで枠に色を付けたり、何かを記念するマークがついたりで特に営業車は、許可関係が大丈夫なのか?って心配になることもしばし。
注力するポイントが近頃ズレすぎていることを危惧します。
とりあえず、努力義務でいるうちはヘルメットは着用しないだろうな~

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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