特に家族持ちならこれが事実であれば、にわかに信じがたいお話なのですが・・・

何度も話題に上げて恐縮なのですが、僕がPCR検査で陽性反応が検出され、丸々1週間宿泊療養していた件。先日京都新聞に宿泊療養されてた方がお亡くなりになられたという記事が出ていました。基礎疾患をお持ちで発熱もされていたということでしたので、心細かっただろうし、だれにも気付かれず一人で旅立たれたことがなんともお気の毒で悲しい気持ちになりました。

今朝の日経新聞を見ていると、宿泊療養の活用が2割にとどまるという記事が目に留まりました。

先ほどの京都新聞の記事でも京都府で宿泊療養部屋として826室準備されているのに利用されているのが278人で稼働率が3分の1ほどらしい。陽性判定を受けたら一刻も早く隔離され周りに影響を及ぼすことを避けたいと考えて行動していた立場からすると、この状況に強い違和感を覚えました。

PCRで陽性反応が出た人はもちろんいろいろと大変なのはもちろんです。が、何度でも声を大にしてお伝えしたいことは、濃厚接触者に認定された人も本人と同じくらい日常生活に支障を来すことになる、ということ。

マスコミは毎日PCR陽性者数だけをセンセーショナルに報じていますが、報道される陽性者数の背後には多くの濃厚接触者がいて、その人たちがどういう影響を被るかについての情報が圧倒的に少ないことが、宿泊療養施設の利用率が低迷していることにつながっているんじゃないかと感じたのです。

濃厚接触者は陽性者と最終接触した日の翌日から2週間を健康観察期間として外出自粛の制限が設けられており、その中にはもちろん仕事や学校へ通うことも含まれています。
強制力は伴わないけれど、知らない間に自分が感染しており周りにうつしてしまうことを考えたら、要請に従わない選択肢はあり得ないと思うので社会生活に多大な影響を受けることになります。
陽性者本人は宿泊療養も含め治療や療養に伴う費用は新型コロナウイルス感染症が「指定感染症」に指定されていることから原則不要で、生命保険に加入していれば自宅療養でも宿泊療養でも一定の基準を満たしていれば給付の対象にもなります。
が、濃厚接触者は多大な犠牲を伴うけれど、強制ではなく要請なので公的支援も僕が知る限り極めて貧弱なものでしかなく、事実上皆無に等しい状況(*_*)

なので、PCR検査で陽性判定を受けたら、濃厚接触者に及ぼす影響を考えたら一刻も早く隔離して欲しいと思うのが普通の感覚だと思うので、その感覚と実情との乖離に疑問を抱いたわけです。

僕の場合は、不幸中の幸いで濃厚接触者の家族3名が誰一人としてPCR検査で陽性にならなかったのですが、仮に3名の内一人でも陽性反応が出たおれば、そこから新たな陽性者の濃厚接触者として最終接触日の翌日から再び14日間の健康観察とPCR検査の繰り返し・・・となると、1ヶ月なんかあっという間に経過してしまうようなことも現実問題として起こりうるのだと思います。こんなことになることまで考えておかないとダメだとおもうので、マスコミはもっとそのあたりに焦点をあてて欲しいと思います。

そういう情報がもっと表に出てくれば、宿泊療養が嫌だとか、しょっちゅう報道されている宿泊療養から抜け出してとかいうことが少なくなってくるように思います。

第4波も陽性者数のピークは峠を越えたようですが、北海道や沖縄はなお危機的な状況でで推移していますし、大阪や東京だって数字は下がってきたとはいえ、以前と比べると下げ止まりしているようにも思えます。
ワクチン接種もまだまだ先の長い話になりそうですが、最近外に出るとマスクをしていない人が増えてきたように感じます。マスクをしなくて済むならそうしたいと思います。実際暑くなってくると息苦しいし不快ですし・・・僕も不織布のマスクは苦手なので布のマスクを愛用しています。不織布より布やポリウレタンのマスクは飛沫防止効果が云々なんて話もありましたが、布マスクも日々進化していて3層構造で真ん中には不織布のフィルターが入っているようです。
都合5枚でローテーションをしていますが、これから暑くなると布のマスクでも息苦しさを感じるようになるのだろうな~と思うと、ポリウレタンのこんなマスクがいいのかな?

なんて思っています。なんだか以前に比べると安くなってるようですしね~
我慢比べみたいな状況ですが、ここはもうひと踏ん張りしておかないといけない局面ですよね・・・

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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