変わっていくものと、変わってほしくないもの

生まれてからずっと阪急沿線で暮らしていますので、阪急電車は身近な存在。
通学や通勤でも良く使っていましたし、愛着があります。
阪急を基準にすると、他の電車に乗ると手入れが行き届かないことが目についてしまい、基準が高いが故の不幸を味わうこともしばしば・・・
マニアじゃないと分からないかもしれませんが手入れが行き届いているから、え?
この車両ってもうこんな年数は知ってるの?と思うような車両もゴロゴロしています。
僕は今48歳ですが、同じ年の車両もまだ現役バリバリ!

なんだったらもう走り始めて半世紀という車両すら走っています!

最新車両に比べるとそりゃ年季が入っているなと思いますが、とはいえ50年も走ってるようには見えません!
昨今はステンレスの地肌が丸見えの車両が主流ですが、こんな時代にあってもきっちりと塗装して走らせているところも何気に素晴らしい!
関西圏はJRもまだ国鉄型の車両を走らせています。不細工に一色に塗られて雰囲気台無しですが・・・

同い年に見えないっていうことが歳を重ねてくるとよくある話ですが、鉄道車両に関しても同じことが言えますよね!国鉄型の車両はそれはそれで味があって好きですが(^-^;
同年代の車両がモーターを唸らせて走る同年代の車両もそれはそれで魅力を感じます。
阪急の車両って、一部を除いてシート生地が合繊ではなくアンゴラ山羊のものを使っているから座り心地がとても上質!
木目プリントは日焼けしてなんだか痛々しい状況になっているものもありますが

そういやアルミの日除けも阪急独特ですよね・・・こちらは一般的なロールカーテンに置き換えられて絶滅の危機に瀕するのももう間もなくですが(*_*)
この海藻が躍るようなマークに変わってもう20年以上経ちますでしょうか?
(引用:阪急のホームページ)

コーポレートマーク|阪急電鉄株式会社

これに変わる前は京阪神の市章をデザイン化したこういう社章でした。

そして、その当時の新しい車両にはHankyuのHをデザイン化したマークが先頭車両につけられていました。

旧社章やHマーク、復刻版としてシールが貼り付けられた車両が走っており、好評のようでそのスタイルで走る期間が延長されているようです。やっぱりこちらの方が今でも恰好いいなと思います。
同年代の車両が活躍できる期間ってもうそれほど長くはないのでしょうが、時代に合わせて変わっていくものと、伝統を重んじて変わらずにい続けるもの。そのバランスをうまくとりながら進んでいってほしいなと思います!

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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