右向け右でいいの?

3月に入り、新型コロナウィルスの関連でトイレットペーパーやティッシュペーパーが無くなるというデマが流れて、スーパーやコンビニの棚からあっという間になくなってしまいました。今はそのあたりは改善されたようですが、マスクは相変わらず手に入りませんし、アルコールスプレーなんかも然り・・・
戦力の逐次投入という愚を犯して、日本は先の戦争で負けて多大なる犠牲を払ってきたわけですが、それから70年程経過しても、相変わらずこの国は国民を愚弄し続けることはやめないようです。
コロナウィルスのことが叫ばれる前に、こんな記事が出ていました。
財務省が発表した2018年度の国民負担率は44.1%と過去最高になった。
税金や年金掛け金、健康保険料などでざっと半分は持っていかれて、手元には半分しか残らないことになっているようです。
税金と社会保障費の負担が毎日の生活に重くのしかかっています。
何か起これば国が面倒を見てくれると思うからこそ、こんな高い負担を文句も言わずに頑張っているんだと思います。
でも、実際に蓋を開けてみると・・・
困窮している世帯に30万円というのは絵に描いた餅のような話だし、収入減少に直面する可能性のある業種に経済面の手立てなく自粛だけ求める・・・
海外には気前よくばら撒くくせして、自国民にはこんなひどい仕打ちなんでしょう?
国民のことを大切に考えて行動に移せる国なら、その手綱を引くのが右でも左でもイデオロギーの違いなんか全然気になりません。
新型コロナウィルスが収束すると、今までとは違った景色が広がってくるんだと思います。発端は中国の武漢ですが、被害を拡大させた責任はこの国のトップの優柔不断な姿勢にあることは間違いのないところです。
京都も、自粛は委縮とか言って被害が拡大している時期にもかかわらず観光客の誘致を進めた能天気な首長の責任も重大だと思います。4選で自らの花道を飾るはずだったろうけれど、未曽有の災害で無能さが炙り出されてご本人はさぞ残念でしょうが・・・
こういう状況を招いたのは、有権者たる我々の責任でもあるわけです。
外出の自粛や、ソーシャルディスタンスで2mの距離を開けましょうとこれだけあちこちで言われているのに、能天気に密度の濃い場所へ出かけたり、行列に間隔を詰めて並んでいたり、意識の低い人があまりにも多いのに愕然とします。
人に言われて組織の理屈に流されたり、隣と同じようにとかいう同調意識は捨てて、自分で考えて行動に移すことをしないと、この国に未来は訪れないように思えて・・・
政治家をDisっても、ティッシュペーパーやトイレットペーパーがあっという間に棚からなくなってしまうようなことをしていたら、どっちもどっちですもんね(>_<)

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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