伝統を紡ぐために

西陣といえば西陣織ですよね!
西陣で生まれ育った母方の祖母が、かつて織機を使っていろんな製品を仕上げるところを子供のころ祖父母宅に遊びに行って楽しんで見ていた記憶があります。
なので馴染みが薄いわけではありませんが、大人になった今、日常生活で意識することは正直少ない状況です。
縁あって西陣から少し東側に位置する場所に住んでいるので、お知り合いには当然のことながら関連するお仕事に携わられている方も少なくありません。
先日、その方が素敵なイベントを開催されていらっしゃったのでお邪魔してみました!
http://okamotoorimono.com/
会場に寄せてもらうと、杼が置いてりました!

祖母が使っていたものはもう少し小ぶりでしたが懐かしい思い出が蘇りました!
金襴を扱われているので、ゴージャスで素敵な生地をたくさん目にすることができました!


眼福です(#^.^#)
伝統にとらわれない図柄もあって、古さと新しさが同居してこそ京都だな~と感じ行った次第です。
西陣織の技術。
筆舌に尽くしがたいとても高度な技術の集合体。まさに宝庫!
ですが、卓越した技術も悲しいかな需要がなければ廃れてしまうことになります。
そしていったん廃れると、それはもう二度と取り戻せないものになってしまうわけで、今その瀬戸際にあることに強烈な危機感をお持ちで、お伺いした場所をはじめとして情報発信に腐心されています。もっともっと情報発信がなされてたくさんの人に目に留まる機会が増えればうれしいですね!
最近、京都を着物(風?)の恰好して歩いている人がそこここにいます。憧れの物として存在しているからこその現象だと思います。きっかけになって裾野が広がっていくといいのになと感じています。
「暮らしの中にきらりと光る一品を」というコピー。とても素敵だなと感じ、僕も実践してみることに!

日常の中にちょっとした非日常が忍び込んでいるのって、素敵だと思いません?

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
カテゴリー: 京都, 思うこと, 日記 タグ: , , , , , , , , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です