気持ちに寄り添う

昨日は東日本大震災から8年目。
阪神大震災の時もそうでしたが、日毎記憶は薄れてしまいます。
が、節目にはその記憶を思い起こして被災し犠牲者を偲ぶとともに来るべき災害に備えて認識を新たにすることは大切だと思います。
朝から、スマホがけたたましく鳴り始めました。

シェイクアウト訓練だそう。

以前から思っていますが、シェイクアウト訓練なんて言い方などせず、防災訓練でいいんじゃないかと思います。
シェイクアウトという耳馴染みのない英語を好んで使う日本の行政の浅はかさに毎度のことながら違和感を覚えます(~_~)もう少し日本語、大事にしていいんじゃない?
お昼休みに外に出ると、新聞社の社旗が半旗に

最寄りの学校は弔旗が

それぞれ掲げられ、この日がどういう日なのかということを如実に物語っています。
なのに、シェイクアウト訓練を大々的に実施する張本人たる京都市の庁舎に目を向けると・・・

いつも度同じように旗がたなびいています。
このことに限ったわけではないけれど、言行不一致が見事なまでに統一されているなと、絶望的な程に残念な気持ちを抱きました。
辛い記憶は薄れるからこそ前に進んでいけるのだろうけれど、せめてこの日は思い起こすとともに被災者の気持ちに寄り添う一日であってほしいと思います。
昨年、大阪の地震で京都にも被害が及んだ際、当日の朝、京都市の長は被害対策の陣頭指揮に立つことより、パリで開催された記念式典への出席を優先するという愚行に及びました。関西空港で受けるインタビューに後ろめたさを感じたのは僕だけでしょうか?
長からしてこの意識ですから庁舎に通常の旗がたなびいていたとしても、さもありなんというところでしょうかね。
国も京都も、長たる人間が責務を果たしていない違和感をこのところずっと抱きます。
外来語を好んで使うことを批判しながら、自分が使うのもどうかと思いつつ、
ノブレス・オブリージュという言葉を人の上に立つ人には常に意識して欲しいですし、それを念頭に置いた上で強力なリーダーシップを発揮してほしいと思います。

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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