プロ野球も契約更改たけなわです。
自分の活躍やチームに対する貢献度が如実に表れますから、年棒の上がり下がりも激しくて当たり前だと思います。ものすごい活躍なら年棒の上がり方も半端なくていいと思いますし、子供たちの憧れの職業として夢を与えることも大切だと思います。
逆に期待されたパフォーマンスを発揮できなければ、当然のことながら大きくダウンすることもまたプロの宿命。
ですが、最近その局面で言い方が悪いけれどごねる人が多いな~というのが率直な印象です。
その元凶になっているのが複数年契約なんじゃないかと感じます。
もちろん複数年契約によって安定したパフォーマンスを出す人もいるでしょうが、大方の場合、安定する→ハングリーさと緊張感が欠落する→油断からケガや故障・・・
と残念なケースを目にすることが圧倒的に多いように思います。
球団も打ち出の小槌のようにお金が湯水に湧き出る訳ではなく、チケット代やグッズがその原資の一部としてつぎ込まれることになります。
好待遇で複数年契約となると、対抗上ほかのチームも足並みをそろえないといけない状況に陥り、移籍する選手には好条件の循環だと思いますが、チームの財政事情からすると悪循環を招いているというのがプロ野球をはじめとしたプロスポーツ、はたまた世界の大企業のトップの年収問題という形で蔓延しています。
頑張った人が正当な評価を受けるということはとても大切なことだと思いますが、一方で
その評価の基準の妥当性という物差しが壊れてしまって、大変な状況になっているようにも思えてなりません。
フランスで発生しているデモもこの大変な状況が一因になっているんじゃないでしょうか?
複数年契約からえらく話が飛躍してしまいましたが、プロ野球の契約更改が縮図のように思えてしまい、つらつらと書き連ねてしまいました・・・
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