行き当たりばったり

毎日ではないけれど利用頻度のかなり高い京都市バス
インバウンド効果と相まって最近はかなり好調な様子が伝えられていますが、何事もバランスが肝要で、いきなり乗客が増えるといろんな場面で不具合が生じています。
大抵外国からのお客さんは大きなキャリーバッグが標準装備(^^;)なので、これをもってバスに乗車すると当然のことながらスペースが圧迫されてしまい、本来乗れるはずの人数が乗れないことに・・・
ノンステップバスを中乗り前降りのスタイルで導入すると、動線がぐちゃぐちゃにのって相性が最悪ですが、このところの混雑ぶりでその致命的な欠陥が浮き彫りに・・・
慌てて前乗り中降りにスタイルを変更するという記事が先日出ていました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25763490W8A110C1LKA000/
関東では鉄道のICカードでも先に引き去りする方式で、バスも乗車時に運賃支払いがメジャーですが、関西ではその逆が一般的。
一長一短ですが、バスだけ関東スタイルに変えてしまうと色々不都合おこらないんやろか?大面ったら、公式ページにこんな記載が・・・
http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000228998.html
この制度を利用している人にははっきり言ってめんどくさい(^^;)

他にも、つい最近ようやくICカード対応式に変更された運賃箱は前降り用のレイアウトとなっているのがそのまま流用できるのか?とか、
まん中の入口横にある行き先案内表示の幕。まん中が出口になるとその役目を果たさなくなるのですが、簡単に前に移設出来るのか?
実証実験してから本格採用まで、行政にしては珍しくスピーディーな対応ではありますが、何でもスピーディーにやればいいものではなく、この辺りの対応がおざなりになっているようであれば、それは拙速に過ぎるんじゃないかな?と思ってしまします。
まあ、降りる段になっておもむろむろに両替したり降りる準備をするデリカシーのない輩がいなくなるだろうことは歓迎できますが(^^)
500円の市バス一日券も、乗客が増えたからという意味の分からない理由で600円に値上げするくらいだから、場当たり的なのは京都市のお家芸なんでしょうかね・・・
この値上げ分はどんな感じでサービスに還元されていくのでしょうかね?

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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