貧相にする必要もないけれど・・・贅を凝らすのも違う気が・・・

京都市役所の近くが職場です。歩いて数分という距離ですが用事で尋ねることは皆無に近いといっていいと思います。政令市だと区役所が窓口としてはメインになると思います。
そんな感じで日常生活には存在感の薄い市役所ですが、裏腹にリアルには存在感の塊のような感じ(~_~)
お昼休みの後、お散歩がてら市役所を覗いてみることにしました。

前述の通り、市役所に用事で訪れる機会は少ないのですが、地下街から立派な地下道が!
市役所職員の皆様への利便性を考えると大切な設備だと思います!

市役所というより、高級ホテルのロビーを思わせるリッチな空間。

もちろん、バリアフリーにもぬかりなく8段ほどの階段の横にもこうして立派なエレベータが鎮座しております。烏丸と四条駅の連絡通路の階段はキャリーケースを持っているとヒイヒイ言って上り下りをしないといけないのとは雲泥の差!
地下も1階のロビーも贅沢な空間が広がっており、お弁当を広げてお昼ご飯を楽しむ人たちがあちこちに。ああ、なかなかいい活用方法なのかな~と(~_~)
屋上庭園があるようなので、物議を醸しだした漆塗りのエレベーターにも乗せてもらうことにします!


市役所職員様と思しき方が2~3名見かけるだけで、ほぼ貸し切りの贅沢な場所。

ここから見下ろすと、何か変な感覚に陥るのかも?
プレハブ作りで貧相な見え方をするのも、町のシンボルとしてどうかという思いを抱きますが、だからと言って贅を凝らしてここまで豪華にする必要性って見出しにくいというのが実感。
先ほどの地下街から市役所のアクセスについても、この地下街がそもそも第三セクターではあるからもあるかと思うけれど、市役所の両サイドに贅沢にエスカレーターが設置されそれもまたデラックスなつくりかた。転じて僕らが普段利用する出入口は階段のみ。
本庁舎のすぐ後ろには新庁舎が竣工しましたが、超モダンで贅沢に見える建築。周りとの調和とか景観をいろいろ口出しする割には、自らはどうなんでしょう?
おまけに別館への空中廊下まで整備されて、もう至れり尽くせり!
新庁舎建設で、周辺のビルに入居していた部局がここに収まることになるようだったのに、結局収まりきらず周辺ビルへの入居が継続されるようなお粗末な話も聞いたりしています。
本館と新館の中庭も御覧の通り

やましさがあるように思えて、こうして公開していますと躍起になっておられます・・・

最近はあまり話題に上がりませんが、財政難で火の車だったはずですが、そんな状態でどうしてこんなに贅を凝らしたイロイロが出来るんでしょう?
身銭じゃないからという無責任体質の烏合の衆だから?
虫唾が走る人が市長を降りても、結局のところの京都市って放漫無責任体質が染みついてるんだなということを思うのです。
知名度に胡坐を書き、貧相な住民サービスしか提供しないのに、自らは贅沢三昧な残念極まりない京都市。

Kazu について

飛行機のこと、音楽のこと、京都のこと・・・ 毎日の生活を備忘録代わりに綴っています! たまに毒を吐くこともあります・・・
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