周りのみならず心も温かくするようなランプの光!
ホテルでビュッフェの朝ごはんって、考えてみれば提供する側が朝の作業量の負担軽減が大きいと思います。なので、お客さんにとっては手間のかかることになるけれど、食べ放題にして不満を減らしているような印象。とはいえ、ホテルの朝ごはんってなんであれだけ高いのか・・・
なのでお出かけの際はご近所のカフェでモーニングが好きなんですが、今回はお出かけではなくご近所のカフェでまったりモーニングのお話。
我が家から歩いて行ける距離にある京都府庁。
旧本館は明治37年に建てられたクラシカルな雰囲気が漂う素敵な建物。
建物って現役であってこと活きてくるというのが持論ですが、この建物は現在も府の部署がいくつも入って現役バリバリ!なので建物がイキイキしている気がします。
京都市が市役所に不必要で無駄なお金を投入しているように見えるのは、この旧本館がそんな小細工をせずに5つの世代にわたって存在し続けてるから。
自分たちが使う場所にふんだんにお金をかけている場所はともかく、市民が容易にアクセスできる場所は、何となくハリボテ感満載なので、すぐに陳腐化しそうに思います。
そんな旧本館に、カフェが入ったと聞いたのは少し前の話。全然機会に恵まれなかったけれど、9月の3連休。ちょっと朝ごはんに行ってみようとなってお邪魔してみました。
正面玄関ではなく、文化庁が入っている建物の裏の入口から入ります。
1904というのは西暦1904年ということでしょうね!
入り口を入るとすぐ左手にカフェの入口が!
とてもいい雰囲気!ホテルの朝食に比べると、とてもお利口さんなお値段!
ライティングレールに洒落た照明がいくつかぶら下げてありますが、天井はペンキが剥がれており、現状を出来る限り活かしている様子が好印象。リノベーションしてしまったら全然風合いが無くなって面白くありませんからね・・・
繰り返しますが、いい!
家具もバラバラですが、素敵な雰囲気の空間づくりに一役買っている感じ。
折角だからちょっとスペシャルなモーニングにしてみました!
こちらもチェーン店ではありますが地場資本。
舶来のブランドが席巻している中で、頑張っているところを応援したくなります。
無茶苦茶混んでいるという訳でもなく、3ブロックに分かれている場所でそれぞれ皆さん思い思いの時間を過ごしている様子。
休日の朝、こういう時間を持てるって素敵だな~と思います。
贅沢な時間の使い方ってこういうことかな?ちょっと憧れも感じつつ、近いうちに再訪
したいなと思っています。