そもそも乗り換えるという行為そのものがダメかと・・・
北陸新幹線が敦賀まで延伸開業して初めて乗車する機会に恵まれた5月末。シャッタースピードの関係で電光掲示板の表示は見えませんが、サンダーバード、敦賀行きの表示。地味に上の表示に北陸新幹線の表示が追加されてました。
車両は何ら変わりないけれど、運転の区間は敦賀までに短縮されてしまい、短距離特急になってしまったサンダーバード。
しつこいくらいに敦賀での乗り換えの案内があります。
敦賀到着
標準的な乗り換えに要する時間は8分らしいけれど、普通に歩けばそれは大丈夫そう。
先頭車両まで行って記念撮影するくらいの余裕はあります!
あっという間に福井到着。
ずいぶん久しぶりの福井駅。新幹線が通るから駅だけ先にきれいになってるというような話が合ったような・・・10年くらい前の話かな?
新幹線開業に湧いてるという雰囲気もなく、どちらかというと静か。というか寂れた感じ。人がいません・・・
路面電車に乗るほどの距離もない中途半端な距離を歩いて会場到着。
会議は無事に終わって場所を移して懇親会になりました。
コロナ前に、この会議は簡素にやりましょうといって合意してたはずなのに・・・
そりゃ、出されたらいただきます!ごちそうさまでした(*^-^*)
他の場所の出席者とさほど距離が変わるとも思わないけれど、京都チームは日帰り!
予定より一本早い列車に乗れることになりましたが、全然人がいません(^-^;
新幹線のホームで1面しかないのって珍しいですよね~?ひょっとしたら福井駅だけ?
駅には人は見かけなかったけれど、列車にはそれなりの乗車があったようです。
はっきり言って行きより帰りの方が面倒くさい(*_*)
福井は新幹線開業とは言え、所要時間は誤差程度にしか早まってません。誤差程度の時間短縮のために、敦賀駅での面倒くさい乗り換えを強いられ、おまけに特急料金が値上がりしてトータルではかなり高くなりました。鉄道で行くメリットはないというのが実感。
サンダーバードやしらさぎに接続する「つるぎ」はある程度ダイヤ遅れに時間調整が出来るみたいだけれど、うまく接続できなかったら誤差程度の時間短縮なんてあっという間になくなって逆に余計な時間を要することに・・・
いつも感じていることなんだけれど、日常で新幹線を使う人っていったいどの程度いるのでしょうか?毎日の通勤や通学、新幹線っていうのは非日常ですよね・・・
新幹線が通るとさもバラ色の未来が待ち受けているように諸手を上げている人が多いけれど、正常な思考回路が壊れているんじゃないかと思います。新幹線シンドロームって名付けてます(~_~)
整備新幹線は並行在来線がJRから切り離されるので、今回は北陸本線からハピラインふくいとIRいしかわ鉄道が引き継がれました。特急という収益の柱が走らず車社会中心の地域の在来線に明るい未来があるとも思えません。会社をまたがって直通運転はするみたいですがホームページを見るとJRはおろか隣接する会社へのリンクすらなく利便性なんて二の次で1県1鐡道会社という縦割り。
敦賀から先のルート、小浜から京都にということですが、いろんな問題を孕んでおり予定通りに出来ないことはおそらく確実(^-^;
京都への延伸になんら恩恵を受けない滋賀県が、湖西線を並行在来線として移管することなんか絶対首を縦に振らないでしょうし、どうするんでしょうね?
せめて金沢辺りまでは第3セクターの会社に使用料を払ってでもサンダーバードやしらさぎは数本残すべきだったと思います。それが出来ないならどうして敦賀駅で同一ホームでの乗り換えが出来るような設計が出来なかったんだろ?
仕事だから、乗り換えも仕方ないと思うけれど、娯楽なら、最初は珍しいもの見たさはあるかもしれないけれど、ほろ酔い気分で乗り換えを強いられる無粋さは早晩ソッポをむかれるだろうなと思います。
無計画が計画されているとでも言うべき杜撰さ。このままだと関西と結びつきの強かった北陸は首都圏との結びつきが強くなって一極集中が加速するんだろうな~
秋には、あわら温泉での行事が控えています。ア~メンドクサ!
お土産に買って帰った、このお店だけに卸しておられるという日本酒
がとても美味しかったことと、
久しぶりに口にしたくるみ羽二重
が変わらず絶品だったことは良かった!