送り火で夏もお見送り
京都の夏は祇園祭にはじまり、五山の送り火で終わりを迎えてと言われている通り、送り火が終わってから以前ほどの暑さはなりを潜めているように思います。
まあ、それでも十二分に暑いけれど・・・
そんなわけで、先日五山の送り火が3年ぶりに点ではなく線できちんと大の字が描かれて実施されました。
が、直前に豪雨☔が。大丈夫なんだろうか?って思いながらいつも観に行く場所へ。
8時に点灯ですが灯る兆しがありません。
そりゃ直前にあれだけ降れば現場は大変でしょうね(~_~)
5分が経過しても状況は変わらず・・・
ちょっと心配になってきました(^-^;
そうしているとうっすら灯りはじめてきました。良かった!
昨年
一昨年
と点だけでしか点かなかった大文字の大。
夏は嫌いじゃないけれど、程度問題で最近の暑さには辟易するところが大きいのですが、ご先祖様を送る大の字を見ていると、ああ、夏も終わりだなあと一抹の寂しさがこみ上げ少し感傷的な気持ちになりますね。
左大文字や、妙法、舟形、見たいけれど、あまり欲張らずにここで大文字だけをお気に入りの場所で見るっていうのがここのところずっとかな?この時期、わんさかSNSに上がっていますし、他のはそちらで楽しませてもらってます。
このアングル、悪くないでしょ?
目まぐるしく変わる世の中にあって、こうして不変の行事が携わる人々の不断の努力のおかげで見せてもらえることが出来る、そこに在るべきものにざわつく心が落ち着かせてもらえるように感じます。胸の内にはいろんな想いを秘めて・・・
この時間帯、通行規制がかかっているわけではないから駐車場への出入りは出来るんだけれど、大勢のギャラリーが何を見に来ているかに理解の乏しい車が煌々とライトを消さずに信号待ちしてることが多いんですよね。しかもご丁寧にウインカーまで(^-^;
人の気持ちを汲めればこういう状況はないわけで・・・無粋の極みです。
ちなみに先程の写真を再掲しますが、この車はライトを消してくれてるでしょ?
こういうことなんですよね~
こういう光景を見るにつけ反面教師にしないとなあなんて思ったりして(^-^;