京都市は建築も景観もすでに厳しい規制を敷いていますが、先日新聞にこんな記事を見つけました。
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20170705000238
美しい景色であり続けたいと考えることに異論は無いのですが、いつも疑問に感じているのは、
その客観的な判断は誰がするの?ということです。
京都市内には明治の始めに建築された瀟洒な洋風の建築もたくさんありますが、こうした建築や景観のことで話が出ると、決まって和の建築をどう保全するのか?という議論に市叶っていないように感じてしまいます。
歴史的な建造物の周りはそれに調和するようなという趣旨なんだろうけれど、本物の横に○○チックな建造物があって、果たしてそれでいいのだろうか?という疑問です。
南禅寺の水路閣なんて、今の景観規制では間違いなくNGなんじゃないか?と思うのですが、原物を見ると、和と洋が融合して唯一無二の景観を作り出しているように感じます。
今あるものを保全するという観点からしか捉えられていない規制って、模倣は生み出しても創造性は生み出さない事になりはしないかと危惧します。
京都タワーも京都駅ビルなんかも今じゃ街のアイコンですよね!
画一的な価値観の押しつけは、京都の魅力を減少させるだけにしかならないんじゃないかと思いますが、どうでしょう?
世界遺産の近くや神社の境内にマンションが建設されたり、市内の中心部はまとまった土地が売りに出ると周りの物件まで地上げのように買収してホテルやマンションの建設ラッシュ。
なんだかダブルスタンダードな気がして、今ひとつ感心出来ないんです・・・
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